11月11日

チャールズ皇太子とカミラの盗聴された電話音声が流出。いわゆるタンパックス・ゲートで、王室のイメージは大幅にダウン。チャールズ皇太子は国王になるべきではない、ふさしくないという声が高まり、英国民の間から「王室は必要ないのではないか」という声も聞こえるようになってきた。

11月20日

女王の居城のひとつであるウィンザー城が火事に遭う。スタッフは大急ぎで貴重な工芸品を運び出したが、多くが焼失した。女王は大きな精神的ダメージを受け、一瞬、同情が集まったが、税金で修復するつもりではないかと再び国民の批判を浴びた。

11月24日

自身の戴冠40周年を祝う式典でエリザベス女王は、「92年は思い返したくもない、率直に言って喜べない年になりました。同情してくれた側近が“アナス・ホリビリス(ひどい年)”と表現したが、その通りです」と発言。女王が初めて本音を明かしたスピーチだとして大々的に報じられた。