4月23日

アン王女が73年に結婚した最初の配偶者マーク・フィリップス大佐と離婚。89年ごろから、「マークが浮気をしている」と不仲が伝えられるようになったが、王女は「離婚はしない」と主張し続けてきた。しかし、この日、アン王女は女王の子どもの中で初めて離婚した。

6月7日

暴露本『ダイアナ妃の真実』が発売。「ウィリアム王子を妊娠中、階段から身を投げ自殺未遂をした」「自傷」「過食症」だったダイアナが「助けを求めたが王室は無視した」「チャールズ皇太子は結婚後もカミラとの関係を続けていた」などショッキングな内容で、世間に大きな衝撃を与えた。王族メンバーが、自分が抱える問題をジャーナリストに明かすことはこれまでなく、この暴露本により女王は「加害者」という目で見られるようになり、支持率は急激に下がった。

8月20日

セーラが不倫相手に足の指をしゃぶられているパパラッチ写真が、タブロイドの1面に掲載される。3月に離婚することを発表していたが、その後、アンドリュー王子とセーラは娘たちと一緒に過ごすことが多く、復縁するのではないかと期待されていたタイミングだった。王室のイメージは修復できないほど傷つけられた。

8月24日

ダイアナと浮気相手ジェームズ・ギルビーとの盗聴された電話音声が流出。いわゆるスクウィジー・ゲートだが、ダイアナが「王室の暮らしが孤独でひどい」と嘆く内容は暴露本以上の衝撃を世間に与えた。