◆王将は、値上げとセットで「レシピ改良」を実施していた

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値上げとともにレシピ改良を実施。おいしくなったのは餃子だけではありませんでした
 はじめに結論から言いますと、値上げを続ける王将が客を離さない理由は、餃子はもちろんのこと、提供メニューにおける品質向上にありました。

 王将では2023年5月に主要14品目について値上げを実施した際に、合わせてレシピの改良を実施。具体例としては、餃子は同社独自の鉄板に統一し、調理方法を均一化。ニラレバ炒めはレバーの下処理を変更するなどです。

 また、昨年11月から“美味しさのscience”をテーマにする「調理知識研修」を新たに開始。特に中華料理を作る上で欠かせない「炒め調理」の科学知識を深めることで、調理人ひとりひとりの技術向上に取り組んでいるそう。

 その効果として、実際に王将のメニューをいろいろ食べておいしくなったなという実感を持っている人は多く、その反応はX上でも確かに発見することができます。そこで今回私もいろいろ食べてみることに。そして気がついたのは、2つの料理の圧倒的なおいしさでした。