「少し前には自身のYouTubeチャンネルで、木村拓哉さんに以前、フジテレビで挨拶を無視されたことや身長が公称よりもかなり低く感じたことを暴露。他にもKing & Princeや羽生結弦さんを腐したり、『ムキムキの芸人おもんない』と口にし、遠回しにダウンタウン・松本人志さんへの批判かと物議を醸しました。さらに、昨夏には『THE SECOND ~漫才トーナメント~』(フジテレビ系)について『まぁ、15年以内に成功してない人らの大会やもんな』や『微妙やなぁ』などと毒づいていましたからね。まさに怖いものなしで、言いたい放題といった感じです」(スポーツ紙の芸能担当記者)

 これらはすべて自身のYouTubeチャンネルでの発言だが、粗品は5月29日には自身とあのちゃんことタレント・あのとの関係を取材するために張り込んでいた週刊誌の張り込みバイトに“逆突撃”する動画を公開して大きな反響を呼んだ。

 すっかり時の人となっている粗品だが、バラエティー番組を手掛ける放送作家はこう語る。

「粗品さんの宮迫さんへの“口撃”は面白くはないですし、テレビ番組での『ユーチューバー、おもんないっすよね』というユーチューバー批判の流れから出た発言だったわけですけど、そもそも近年の粗品さんのやっていることって、ほとんどユーチューバーと変わらないですよね。木村さんに関するネタだっていかにも暴露系ユーチューバーがやりそうなことですし、“逆突撃”動画もしかり。YouTubeチャンネルで過激な発言を繰り返すのもユーチューバーによる炎上商法そのものですし、そこに矛盾を感じてしまいます。芸人がユーチューバーよりも面白いと主張するのであれば、お笑い芸人の主戦場である板の上やテレビで披露する芸で、まずはそのことを実証してほしいと思っているテレビマンは多いですよ」