社会人になると、歓送迎会や忘年会、新年会と飲み会に参加する機会が増えてくるものです。お酒の席とはいえ、マナーは大事ですよね。あとから後悔しないためにも社会人としてのマナーは身に着けておきましょう。楽しい飲み会になるために、覚えておきたい9選です。
飲み会こそマナーが大事!
飲み会は楽しく過ごしてこそ!しかし、飲み会にもいろいろあり、特に職場の飲み会は気が乗らないこともあるでしょう。
しかし、いくら気が乗らなくても参加しなくてはいけない場合もあるものです。
仕事上の付き合いでは気も使いますし、まして新人であれば尚更ですよね。
学生のときの飲み会と、社会人になってからの飲み会では違いが出てきます。
同じくらいの年齢の人だけが集った飲み会から、年の離れた上司と一緒の飲み会では、気疲れしてしまうのも仕方ありませんね。
仕事上の取引先との飲み会も社会人になれば当然行かなければいけない場面もできてきます。
接待の場合は相手に楽しんでもらわなくてはいけませんし、できることなら自分も気分よく過ごしたいですよね。
そして重要なのがマナーです。
年配の方と一緒の飲み会では特に注意しないといけませんね。年配の方はマナーを重んじる場合が多いので、しっかりマナーを叩き込んで飲み会に挑みましょう。
①飲み会のセッティングのマナー
会社での飲み会では、幹事は新人に白羽の矢が当たることが多いものです。
その場合、気を付けなくてはいけない点がいくつかあります。
*参加者の年齢層を考慮した店選び
*参加者の食の好みやアレルギーなどのリサーチ
*予算を決める
*例年の飲み会がどんな感じかを先輩社員に聞いてみる
例年通りにするのもよし、自分のアイデアを盛り込むもよし、みんなに楽しんでもらえる飲み会になるよう早めに準備を始めましょう。
お店選びをするにあたって、まずは出欠確認が最初の仕事になりますが、できるだけ早めに済ませないとお店を選ぶことが出来ません。
好みについても、上司などに直接聞きにくい場合は、前年度に幹事をやった先輩から聞いてみるのがいいですね。
②飲み会の座席の位置にもマナーがある
座る位置とは、いわゆる「上座」「下座」のことです。
入り口に一番近いところが下座となり、入り口から最も遠いところが上座となります。
幹事の座る位置は下座。幹事はお店とのやり取りも多いので、この席はかなり便利で動きやすいですね。
幹事以外の新人も下座になりますので、上司や先輩社員の様子をよく見て追加注文など心がけましょう。
出入り口から見て左奥、右奥、左奥の隣、右奥の隣…という具合に上座の順序が決まっています。
役職の高い順に割り振っていけばいいでしょう。
席順のマナーがあるとは言っても、会社内であまり仲が良くない人同士を隣り合わせないような配慮も必要となる場合があるので、その時は自分だけで決めずに先輩などに相談するのが無難です。
先輩社員は何度もそういう場を乗り切ってきているはずなので、いいアドバイスがもらえることでしょう。
③飲み会での乾杯マナー
乾杯の発声は、会社での飲み会ならば上司にお願いしてやってもらうのが望ましいですね。
掛け声とともに「カンパーイ!」となりますので、一口飲んだらグラスを一旦置きましょう。
間違っても、乾杯の掛け声とともに一気飲みなんてことはしないように!
乾杯の後は、しばらくはみんな思い思いに料理に箸をつけたりお喋りに花が咲くので、新人も気兼ねなくお酒を楽しめますね。
新人や幹事の方は、自分のグラスが残り少なくなった時点で周囲の状況も見て追加注文をしましょう。
特に、上司のグラスが空になることは避けなくてはいけないので、そこだけは常に気を配っておく必要があります。
新人は大変ですが、誰もが通る道なのでグッと我慢です。