■キャラ立ちはしている

 前回から、絶海の孤島に連れて来られてアクマゲームに参加させられている8人。このゲームを支配しているグングニルという組織の人(小澤征悦)がいて、参加者同士が命をかけてゲームをさせられている。

 この参加者たちは相手をブッ殺したいと思っているわけではないので、基本的には無事にみんなで家に帰ることが目的となります。

 つまりは『バトル・ロワイヤル』(00)の構図なわけですが、『バトロワ』が純粋な殺し合いだったのに比べると、『アクマゲーム』では対決の敗者も勝者に「命を預けている」という状況ではあるものの、普通にその場で生きていて物語にかかわってくるようです。

 メンバーは父の敵討ちを誓う主人公の照朝(間宮)と、その幼なじみの初(田中樹)、悠季(古川琴音)。それに以前、照朝とゲームをしたことで仲良しになった潜夜(竜星涼)。この4人が中心メンバーとなり、残りのアイドル、心理学者、将棋の竜王、トップYouTuberが脇に控えます。