キム・ジョーンズのキャリア形成
では、キム・ジョーンズがラグジュアリーブランドのクリエイティブディレクターとして活躍するまでのキャリアについて解説していきます。学歴や自身のブランド設立などの背景からも、彼の卓越した才能が垣間見えます。
キム・ジョーンズの経歴①学歴
キム・ジョーンズは、1998年にロンドン芸術大学の一つであるカンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツのグラフィックデザイン学士課程を修了しました。カンバーウェル大学には、芸術やデザインの基礎を幅広い視点で身につけることができるコースがあります。
そして、2001年にジョン・ガリアーノやステラ・マッカートニー、アレキサンダー・マックイーンなどのトップデザイナーを輩出しているロンドンの名門セントラル・セント・マーチンズへ進学しました。
在学中から非常に優秀で、卒業コレクションではキムが発表したワードローブの大半をジョン・ガリアーノが購入したという話は有名です。
キム・ジョーンズの経歴②KIM JONES設立
大学を卒業した頃には既にデザイナーとして活躍し、いくつか仕事もこなしていたキムジョーンズは、2003年に自身の名を冠したブランド「KIM JONES」を設立しました。今までキムがこだわっていたストリートの要素をふんだんに組み込みつつも、シンプルでカッティングや折り返しなどを取り入れた新しいスタイルを提案し、好評を得ました。
しかし、彼がクリエイティブディレクターを務める他ブランドのコレクションに専念するため、2008年には休止を発表しました。
キム・ジョーンズの経歴③ロンドンコレクションにデビュー
2004年に自身のブランド「KIM JONES」は、春夏ロンドンコレクションにてデビューを果たしました。メンズ・ウィメンズどちらも明るく夏らしいカラーをベースに、ストリートミックスなスタイルを打ち出し、注目を集めました。
そして、ロンドンコレクションが終わるとすぐに、イングランドのサッカーウェアブランド「UMBRO(アンブロ)」とのコラボレーション「UMBRO CONTRAST BY KIM JONES」を発表しました。ストリートにスポーティーを織り交ぜて、デイリーでも合わせられるスタイリッシュなデザインを実現しました。
現在でも非常に人気が高く、中古市場でも頻繁に取引きされています。このコラボは8年間と長い期間にわたって行っていたので、知っている方も多いでしょう。
キム・ジョーンズの経歴④デザイナー オブ ザ イヤー受賞
2006年には英国ファッション協議会の「メンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、その功績が認められました。