「なまける」とは「行動が遅く、なすべき行為をしない」こと。なまけぐせがある人はたくさんいると思いますが、人生まるごとナマケモノ道だとしたらどうでしょう。『着ない服を捨てたら「すぐやる人」になれた 意識低めの怠惰脱出法』(飛鳥新社 翻訳:呉永雅)の著者、ジイ(超なまけ者)さんがまさにその人でした。
◆深夜までゲーム、授業中は居眠りばかり
20歳になってはじめて「ふきんの絞り方」を覚えたジイさん。バイト先で水のしたたるふきんでテーブルを拭き、過ちを指摘されてから自身の「なまけぐせパターン」を認識したといいます。
振り返ればいつもこの調子でした。学生時代は、学校というルーティンに自分をあてはめればOKで、「なまけぐせ」は感じにくいです。しかし卒業後は、1日を自分で管理しなければなりません。逃れられない「なまけぐせ」を、ジイさんはどう克服したのでしょうか。