◆③コンビニやテイクアウトでは味わえない個性派デザートが充実
3つ目は、本格的な中華系デザートがリーズナブルにそろっていること。
とろっとクリーミーな食べ心地の濃厚な杏仁豆腐「フルーツアンニン」(399円)をはじめ、「レモンのオーギョーチ」(230円)、台湾式汁粉の「黒胡麻湯圓」(384円)、「あったか蒸籠蒸し台湾カステラ」(439円)など、コンビニをしのぐような安心価格になっています。
また、テイクアウトで味わうのではなく、汁粉や蒸しカステラのように作り立てを味わえるようなメニュー設計になっているのも、来店動機につながるでしょう。
バーミヤンは、“中華専門店・屋台・居酒屋のいいとこどりレストラン”に進化を遂げています。
また2022年からメニューの値下げを積極的に実施するなど、お財布にもやさしいファミレスとして地位を確立。この状況は、おひとりさまにとっても外食の敷居を下げてくれているに違いありません。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12