いつの間にか大進化。
食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、食トレンド、スーパーマーケットやスタバ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。
コロナ禍を経て、ファミレスが多様な進化を遂げているのを知っていますか? その中でも存在感を高めているのが、「バーミヤン」。本格中華を手頃な価格で楽しめる中華料理のファミレスで、全国で354店舗(2024年3月末時点)を展開しています。
以前のイメージは、ちょっと高級な中華ファミレス、ラーメンが種類豊富な中華屋など、時代によって印象が変わるような試行錯誤感が否めませんでした。しかしその後目指すべき方向性が固まったのか、“バーミヤンは安くておいしい”が定番化しつつあります。
そしてじっくり見ていくと、“ひとりごはん”というくくりでも多くの人の心をつかんでいることに気がつきました。そこで今回は、最近のバーミヤンがおひとりさまに愛される理由をひも解きながら、魅力を紹介していきたいと思います。