◆もみじのシーンは「ドッキドキでした」

NHK『光る君へ』藤原斉信役、金田哲さん
斉信との関係性で気になるとは言えば、ききょう(ファーストサマーウイカ)だ。

第17回でききょうが斉信に向かって放った「深い仲になったからといって、自分の女みたいに言わないで」というセリフはSNSでも話題になったほど。

「ききょうにはもう首ったけなので。視聴者のみなさんからすると、“いつのまに深い仲に!?”という話ですよね。でも斉信のことですから、打毬ぐらいのあとに、かなり歌を送っていたんじゃないかな、と。遊びのつもりだったけど、どっぷりはまってるのは斉信のほうで、清少納言さんにはもう踊らされてます」

そして同じく話題になったのが、第17回で斉信がききょうの胸元にもみじを滑り込ませたシーン。「十二単の間に入れるのが難しくて緊張しました」と言う。

「リハーサルでやったときには全然うまくいかなくて、リハ用のもみじはボロボロになっていました(笑)。本番も難しくて、そのたびにウイカちゃんが“もう気にしないでやっちゃってくださいよ!”ってあの感じのまま言って、雰囲気を作ってくれたんです。冷静に考えれば、小学4年生のときから観てても大河ドラマであんなシーンって見たことなかったんですよね。光栄でもありましたし、余裕なふりをしちゃいましたけど、実はドッキドキでした」と恥ずかしそうに話した。