注意するべきはシチュエーション(相手・場所)
とはいえ、「褒める」にも注意するべきタイミングというものがあります。相手がどんな人なのか、そして今その言葉を発するのは正しいものなのか。シチュエーションを誤らないように気をつけましょう。
例えば、残業中の事務職の方に「仕事が早いですね」の一言は、ときに命とりのワードとも言えます。事務職の方の先天性の欲求の一つとして「早く仕事を終わらせたい」「早く帰りたい」と言う願望があるからです。残業している現在の状態は、解放を求めて仕事を早く終わらせようとしているだけ。
本当は「もっと早く依頼してくれていれば、こんなことにはなっていなかったのに!」なんて思われないように気をつけましょう。
「褒める」と「褒められる」の連鎖を作って、居心地の良い職場に
いかがでしたか?
人は、誰かに認められたいという気持ちや自分の努力を評価されたい、理解されたいというような欲求を持っています。そのような欲求は自分一人で満たすことはできず、他者とコミュニケーションを取ることによって満たされるのです。
褒められていやな気分になる人は少ないですし、褒めるコミュニケーションは積極的にとっておいて損はありません。褒めることが増えていくと、不思議と褒められることも多くなります。これによって職場の空気も明るいものになります。オフィス改善や制度の変更はもちろん大切ですが、人間関係に関しては、個人の意識を変えることが第一。お互いに気持ちよく仕事に向かうことができるよう、良い関係をつくっていきましょう。
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