3口ガスコンロのグリル機能は?
3口ガスコンロのモデルによっては、グリル機能にも様々な機能が付いています。
魚焼きグリルには片面ずつ焼くタイプと両面同時に焼けるタイプがあります。最近のグリルは水を入れる必要がなく、後片付けがしやすい水無し両面焼きタイプが主流になっています。
水無し両面焼きタイプのメリットは、途中で料理をひっくり返す必要がないためグリル内の蒸気や熱が逃げず、綺麗にこんがりと料理が焼き上がりやすいことです。
上位モデルの3口ガスコンロの場合、魚以外のグリル料理も簡単に調理できる機能が付いているものもあります。
水無しグリルタイプの特徴は、調理時に水を入れる必要がないため、後片付けが楽なのが特徴です。料理は表面がカリっとした状態に焼き上がりますが、料理がグリルにくっつきやすいです。
水有りグリルタイプは従来の一般的なタイプのフリルで、グリルの受け皿に水を入れて調理します。水有りグリルは料理がふっくらと焼き上がりますが、調理に時間がかかり、後片付けにも時間がかかります。
グリルタイマーが付いているものは、時間になると自動的にグリルが消化します。グリルの調理は火を付けていることを忘れやすいため、同時に複数の調理をするときにおすすめの機能です。
グリル過熱防止機能が付いていると、グリル内の温度が高温になった場合、自動で過熱を防ぐように温度調整をしてくれます。
ダッチオーブン対応の場合、グラタン、パエリア、ポトフ、ケーキなどを調理できるため、グリル料理のレシピの幅が広がります。
オート調理機能が付いている場合は、焼き加減を設定するだけで焼き時間と火力を自動調整してくれるため、料理を焦がしにくくなります。そのため、火力の調子が難しいローストビーフやトースト、ケーキなどを綺麗に焼き上げることができます。
3口ガスコンロの安全機能は?
家電ガスコンロには、平成20年秋からバーナーに「天ぷら油防止装置」「立ち消え安全装置」の搭載が義務付けられています。そのため、源氏販売されている家電設置ガスコンロには全てのバーナーに温度センサーが付けられています。安全設計のガスコンロは、小さなお子様やお年寄りがいらっしゃるご家庭におすすめです。
調理油過熱防止装置は、油温が250℃を超えると自動消火する機能です。グリル過熱防止機能が付いている場合、グリル内の温度が上がり過ぎている場合、自動消火してくれます。
ガスコンロによっては、料理が焦げ始めると自動消火してくれる焦げ付き消化機能が付いています。感震停止機能がある場合は、地震の揺れを感知すると自動消火してくれます。
消し忘れ消火機能は、3口ガスコンロやグリルの火を消し忘れても、一定時間で自動消火してくれる機能です。
鍋無し検知機能は、調理中に鍋を外すと日が小さくなったり、鍋を乗せないと点火しない設計になっています。
中火点火機能は、点火するときに、いきなり強火が出ないように中火で点火してくれる機能です。
チャイルドロック機能はお子様が誤って点火しないように、点火スイッチにロックをかけることができます。
3口ガスコンロの右大バーナー・左大バーナーとは?
3口ガスコンロには一般的に、いためものを調理しやすい高火力の「大バーナー」、煮物、てんぷらを調理しやすい「標準バーナー」、弱火の「小バーナー」の3種類の火力が採用されています。
3口ガスコンロの種類によって左右どちらかが高火力になっていることが多いです。ガスコンロの設置場所が壁に近い場合、壁の痛みや火災防止のため、壁と反対側に大バーナーが設置されている3口ガスコンロを選ぶのがおすすめです。
都市ガスとプロパンガスの違いは?
ガスコンロは、ガスの種類によって設置できる種類が決まっている場合があります。ガスの種類と対応の設置型3口ガスコンロの機種を間違えると不完全燃焼や火災の危険性があります。
そのため、3口ガスコンロを購入する際は、どちらのガスに対応しているか確認してから購入してください。日本のガスの種類には、プロパンガスと都市ガスがあります。
プロパンガスはガスボンベに入っているガスで、全国共通ガスのため、ほとんどの3口ガスコンロに対応しています。
都市ガスには種類があり、お住まいの地域や契約している都市ガスの会社により、対応する3口ガスコンロが異なってきます。主な都市ガスの表記は13A、12A、6A、5C、L1、L2、L3となっています。
プロパンガス、都市ガス12A・13A以外のガスの種類の場合、需要が少ないため、3口ガスコンロは受注生産する必要があります。
また、P13Aガスはプロパンを原料にしている13Aガスですが、通常のプロパンや13A用の設置型3口ガスコンロは使用できませんので、ご家庭のガスがどのガスコンロに対応しているのか分からない場合は、契約中のガス会社に問い合わせてみてください。
また、引っ越しなどでガスの種類が変わった場合は、ガスコンロの部品を交換することで同じガスコンロを使うことができる場合があります。この場合は別途で部品代と改造費用がかかりますが、部品だけを交換したい場合は契約中のガス会社にご相談ください。