【ステンレスキッチン】デメリットも見ておこう

このように耐久性が高く、機能的なステンレスキッチンですが、もちろんメリットがあればデメリットもあります。キッチンを決める際にはメリット・デメリットをよく理解することが最も大切!

デメリットもしっかり確認しておきましょう。

【ステンレスキッチン】デメリット①見た目が寂しい

ステンレスキッチンは機能的で、おしゃれにも見えるのですが、いかんせん部屋の雰囲気、インテリアによってはどうしても無機質で見た目が寂しく冷たいイメージになってしまうところがデメリットです。

ステンレスはシルバー色の金属ですから、温かみはありません。例えば部屋のインテリアが全体的にウォームカラーで木のぬくもりを感じる設計になっていると、部屋の雰囲気やインテリアとマッチしない事もあるでしょう。

比較するとカラーバリエーションが豊富な人工大理石は、どんなインテリアにも合わせる事ができ、なめらかなその質感はキッチンを柔らかく、温かい印象に変えてくれます。

インテリアや家のテーマカラーは家の持ち主の好みですが、都会的なクールでモダンなインテリアだとステンレスキッチンは逆におしゃれに、そしてかっこよく映ります。

【ステンレスキッチン】デメリット②光沢がなくなる

ステンレスはピカピカに光沢があってこそ美しい。これには日頃の掃除やお手入れが欠かせませんが、金属ですからどうしても年数とともに表面の光沢は失われていきます。

とはいえ、掃除をしていればそこまで気になる差ではないのですが、購入した当時の光沢と比べると一目瞭然です。特にヘアライン仕上げのステンレスは最初ピカピカに光っていますから、こだわりの強い人には違いがはっきりと分かってしまうでしょう。

逆にヘアライン仕上げではなくバイブレーション仕上げだとそこまで曇りは気になりません。ただ、バイブレーション仕上げの方が価格が高いので、何を優先したいかをよく考える必要があるでしょう。ステンレスを選ぶときには仕上げ加工の事もメーカーに聞いておきましょう。

【ステンレスキッチン】デメリット③錆がうつる

もらい錆びって聞いたことがありませんか?錆びにくいステンレスですが、鍋ややかんの錆びをもらってしまう事はあります。

例えばやかんのそこにこびりついた錆び。この錆びはステンレスキッチンの上に置きっぱなしにしておくとキッチンのステンレス天板に移ってしまいます。

一度錆がついてしまうと普通に掃除してもなかなか取れないので、キッチンで他の鉄製品の取り扱いには注意しましょう。ただし、錆がついてしまったと言っても、キッチンクレンザーなどで擦り洗いすれば大丈夫です(力仕事ですが!)