だが、純粋なYouTuberとして比較しても、粗品の活動はヒカルに勝るとも劣らないのが実際のところだ。

 ヒカルの登録者数は現在、メインチャンネルが490万人、サブチャンネルの「Hikaru Games」が88.3万人、「【公式】ヒカル切り抜きチャンネル」が40.4万人、「Hikaru(歌チャンネル)」が16.7万人、シバター、ラファエルとの共同チャンネルである「炎上軍の休日」が17万人。このすべてを合計すると、652.4万人となる。

 一方の粗品は、コンビでの「しもふりチューブ」が213万人、「粗品Official Channel」が207万人、「粗品のロケ」が70.4万人で合計490.4万人。登録者の総数としては、ヒカルが粗品に大きく水を開けている。

 ヒカルのメインチャンネル開設は16年3月、「しもふりチューブ」は19年6月だ。また、当時の人気YouTuberと積極的に相互コラボしながら登録者を獲得していったヒカルと、一切のコラボを断ってきた「しもふりチューブ」のスタンスの差こそあれ、ここではヒカルが貫録を示す結果となった。

 この登録者数の変動に大きく影響すると言われるのが、動画の更新頻度だ。

 現在粗品は、「しもふりチューブ」で週7本、「粗品Official Channel」でも同じく週7本、「粗品のロケ」で週3本と、合計で週17本の動画を更新している。