◆ゴミ箱を埋め尽くすほどのアリが!
最初は月に一度くらいの頻度で来ていた男性も、いつの間にか三カ月に一度、半年に一度となり、二年後にはほとんど来なくなりました。
隣家に雑草が生い茂っていく様子を見ながらも、カスミさんは何もできないのでモヤモヤしていたそうです。
そんな夏のある日、家の中にアリが侵入していることに気づいたのです。
「最初はゴミ箱にアリが数匹いる程度だったのですが、一週間後にはアリの行列が侵入するようになったんです。家の中に駆除スプレーを撒きたくないし、子どもがまだ小さいため駆除用のエサを置くと食べてしまう恐れもあったので、見つけたら掃除機で吸い取るようにしていたのですが、いたちごっこで……。
仕事から帰ってくると、ゴミ箱にびっしりとアリが出入りしているのを見たときは発狂しそうでした」
なかなか減らないアリにしびれを切らしたカスミさんは、アリの行列をたどって発生源を見つけに行くことに。すると、隣の空き家からアリが出てきていることに気づいたそうです。