海外ブランドフライパンの選び方
それではここからは、海外製のおしゃれで高機能なフライパンを選ぶ時の選び方のポイントを以下に4点ご紹介します。
これから海外製のフライパンの購入を検討されているという方は、ぜひ以下の選び方のポイントをしっかりとチェックして、失敗のない製品選びを行っていきましょう。
選び方①素材
フライパンには様々な素材が使用されています。実際によく目にする素材は「ステンレス」「アルミニウム」「チタン」「鉄」「銅」の5種類が展開されています。それぞれどのような特徴があるか詳しくご紹介します。
【ステンレスのフライパンの特徴】
ステンレスのフライパンは、本体に傷がつきにくく、色の変色もないおすすめの素材です。比較的デザイン性に優れた製品が多く、熱伝導性が高く保温性に優れている上、お手入れがしやすいという特徴があります。
しかし、少々温まるのに時間がかかり、食材がフライパンにこびりつきやすくなることがあります。余熱調理をうまくマスターするととても扱いやすいフライパンだと言えるでしょう。
【アルミニウムのフライパンの特徴】
本体を軽量化させ、料理を手軽に楽しめる「アルミニウム」のフライパンは、熱伝導性が高く、時短調理にも最適です。
しかし、強火で調理しなければならない食材を扱う場合は、高火力によって本体の変形につながる恐れがあるため、料理内容で使い分けると便利に活用していくことができるでしょう。
【チタンのフライパンの特徴】
本体の錆を予防し、あらゆる料理レシピに対応する「チタン:のフライパンは、劣化や変形を起こさず、長く愛用していくことができるおすすめの素材です。
しかし、他の素材と比較してもその価格は高額な傾向です。とは言え、汚れや色あせが見られず、お手入れも簡単です。保温性に優れている点から、実際に使用する方も多いという特徴を持っています。
【鉄のフライパンの特徴】
素材に鉄を使用したフライパンは、使用の度に良い味を出してくれる優れたアイテムです。表面にフッ素コートなどが施されていませんが、お手入れによって長く使用していくことができます。
こびりつきが起こってもタワシでしっかりとこすり洗いをすることもできるので、万能な調理に活用することができます。強火で調理することを得意とした素材のため、時短かつ美味しく料理を行うことができます。
【銅のフライパンの特徴】
おしゃれなデザインのフライパンを使用したいという方には銅を素材に使用した製品がおすすめです。銅は熱伝導率が高い上、温度調整を行いやすく、あらゆる調理に利用していくことができます。
素材の銅に配合される「銅イオン」が溶け出すことで、調理の際に殺菌作用を果たすなど、便利に活用できるでしょう。
選び方②コーティング
さらに、フライパンを選ぶ時は、表面に様々なコーティングが施されており、これによって使い勝手も変わる上、調理に不具合を生じさせることなく楽しく料理を行えます。
コーティングには「フッ素樹脂加工」「セラミックコーティング」の2種類があります。それぞれにどのような特徴があるかみていきましょう。
【フッ素ジュ加工はお手入れが簡単】
フッ素樹脂加工が施されたフライパンは、軽量タイプのものも多く、焦げつきやこびりつきを予防することができる上、お手入れが楽に行えるため人気を集めています。
比較的安価で販売されているので手に入れやすく、コーティングも1~3年保つことができるため、長く愛用していくことができます。
【セラミックコーティングは高火力の調理に最適】
セラミックコーティングが施されたフライパンは、400℃もの高温に温めても問題なく調理を行うことができるため、高火力を使用する中華料理などの際に便利に活用することができます。
もちろん、あらゆる料理に利用できる分、使用用途も広く、あらゆるレパートリーの料理を楽しめるでしょう。
【海外製の新コーティングに注目】
近年、海外ブランドは様々な研究を重ね、有毒ガスの排出を抑え、あらゆる料理に対応するインフィニティコーディング・サーモロンなど、健康や環境を考慮した製品が数々と開発されています。
環境に配慮し、自身の健康を考えて調理を行いたい方は、ぜひあらゆる種類の海外製のフライパンに着目してみてください。
選び方③サイズ
フライパンにはそれぞれ使用したい調理に合わせたサイズの製品が展開されています。一般的に1~2人用は20~24cm、3~4人用は25~28cmを目安としてフライパン選びを行っていきましょう。
焼いたり炒め物にフライパンを使用する際は、深さが6~7cmあるものを、また、揚げ物に使用したい場合は8cm以上ある深型のフライパンを使用するなど、どのような調理にフライパンを使用していきたいかによってサイズを選ぶことをおすすめします。
選び方④熱源の種類
それぞれの家庭で使用する熱源は、「ガス」「IH」「オーブン」とそれぞれ異なるため、これらの熱源に合わせたフライパンを使用することが大切です。王道の料理を行いたい方は「ガス」が最適です。
ガスコンロを使用する家庭は多く、馴染みもあることから、ガス対応のフライパンを選ぶと良いでしょう。また、IH調理を希望する方は、その熱源に対応した安全性の高いフライパンがおすすめです。
さらに、焼き料理や煮込み料理のためにオーブンを活用する方は、オーブン対応のフライパンが最適です。このように、それぞれの家庭の熱源に合わせたフライパンを選んでいきましょう。