◆かつては犬派だったにゃんとす先生
猫の飼い主向けの情報を発信し、SNSのフォロワー数が計13万人を超える獣医にゃんとす先生。猫好きを自任し、猫にまつわる書籍も出しているにゃんとす先生だが、以前は断然犬派だったとか。きっかけは捨て猫だった愛猫・にゃんちゃんとの出会いだったそう。
「獣医学科2年生のとき、ある先輩が大学構内に捨てられていたのを保護したのが、生まれて間もないにゃんちゃんでした。飼い主募集の一斉メールが届き、長年猫を飼ってみたいと思っていたのですぐさま挙手。
2週間ほど先輩が面倒を見てくれている間に、必要なアイテムを揃えてからお迎えしました。数時間ごとにミルクをあげなくてはいけないので、授業やバイトとの両立が大変で。バイトの昼休憩で急いで帰宅して、自分の昼食は返上して20分でミルクをあげてまたバイトへ……といった生活をしていました」
今は12歳の立派なシニア猫に成長したにゃんちゃん。にゃんとす先生を魅了するのは時折見せる素顔だとか。
「犬の『大好き!』とグイグイくる感じもいいのですが、猫と暮らしはじめたら程よい距離感と、僕にだけ見せてくれる甘えん坊でわがままなところにやられてしまいました(笑)」