輸入洋食器専門店「ル・ノーブル」を運営するノーブルトレーダースの子会社、ガラス専門商社・JTCのディレクターである岡崎孝俊氏が監修を務めた、初の書籍『ガラス図鑑 歴史・技法・名品』4,400円(税込)が、7月12日(金)、平凡社から発売!

全国の書店で販売がスタートした。ネット書店でも購入できる。

ガラス初心者にもおすすめの1冊

日常生活に溶け込んでいるガラス。窓ガラス、コップ、電球、ガラス瓶など、普段の暮らしに欠かせないものにもかかわらず、そのことについてあまり知る機会がないことに気がつかないだろうか。

同書は、知識ゼロの初心者でも分かるよう、主にテーブルウェアを中心としたガラスの成り立ち、製造方法、国別の主なメーカー、歴史的変遷、芸術性などを、カテゴリーに分類して解説。総覧して眺めることで、ガラスの魅力をより実感できる、いわば「ガラス世界への道案内」として、ヴィジュアルを重視した分かりやすい図鑑として制作された。

ガラスの世界を深掘りかつ多角的な視点から解説

紀元前から人類とともに歩んできた素材でありながら、現代に至るまでのドラマチックな物語、技術の発展、今日に至るまでの「ガラスのすべて」を分かりやすく解説している書籍は過去数十年出版されていなかったそう。同書は、ガラスの世界を深掘りかつ多角的な視点から解説、全体像を俯瞰して見ることができる構成となっており、テーブルウェア専門店「ル・ノーブル」の運営会社であるノーブルトレーダース、および子会社のJTCの全面制作協力による1冊となっている。

6つの章で構成

第1章は「ガラスの基礎知識」で、ガラスの原料、種類、製造方法、技法など画像を交えて分かりやすく解説されている。第2章は「ガラスの歴史」で、古代ガラスの歴史から近代まで、ワイングラスなどのガラス技術や装飾がどのように発展を遂げていったのかについて、書かれている。

第3章は「世界のガラス」で、現在世界で活躍するガラスメーカーについて、第4章は「日本のガラス」で、とんぼ玉から始まり、大阪ガラス、江戸硝子/切子、薩摩硝子など、国内で発展していったガラスについて紹介。

第5章は「アートとして楽しむガラスの世界」で、バロック、アール・ヌーヴォー、北欧スタイルなど、様式ごとの歴史と特徴について、第6章は「ガラスの種類と取り扱い」で、収納方法、料理との相性など、実践的な使い方について書かれている。