◆30歳を過ぎてからの友達と結束が固かったが、困った面も
「会社には、映画の話をしたりできる相手がいなくて、ずっとつまらなかったんです。由美とは、一緒に単館系の映画を見に行ったり、サブカルの趣味もよく合う仲でした」
けれども「由美は、ハッキリ言うのがかっこいいと勘違いしているところがあったんです」と、ゆかりさんは振り返ります。
「由美は、男性の好みがやたらとうるさく『細い人じゃなきゃいや』『2回目までのデートはオゴってくれて、その後は、将来のこともあるからワリカン』と言うような、よくわからないルールが多くて、ずっと彼氏はいない様子でした。
口癖のように『女同士遊ぶ方が楽しいよね』と言うので、私は彼氏の話はしづらかったです」