◆新型コロナ後遺症と慢性上咽頭炎

『その不調の原因は慢性上咽頭炎にあった』
※画像はイメージです
「実は、新型コロナ後遺症やワクチン後遺症に悩む患者さんを診察すると、『ほぼ全員』といってよいほどの高い割合で、激しい慢性上咽頭炎が見つかります。

 もともと慢性上咽頭炎は多くの人に見られますが、新型コロナ感染症や新型コロナワクチン(mRNAワクチン)の副反応によって慢性上咽頭炎が悪化し、その影響でさまざまな症状が起こると考えられます」

 そう明かすのは、慢性上咽頭炎治療の第一人者であり、4000人以上の患者を診てきた医師・堀田修先生。

 堀田先生によると、新型コロナ後遺症・ワクチン後遺症の改善には、慢性上咽頭炎の治療であるEAT(上咽頭擦過療法)が有効で、複数の医師や大学などの研究機関が報告や論文発表を行っています。

『その不調の原因は慢性上咽頭炎にあった』
『その不調の原因は慢性上咽頭炎にあった』
 本記事では、堀田先生の新刊『その不調の原因は慢性上咽頭炎にあった』より、慢性上咽頭炎について、新型コロナ後遺症の症例とともに説明していきます。