おとなしい人が仕事を突然辞めるときの前兆
おとなしい人が突然仕事を辞める時には、実は前兆が見られることがあります。ここでは、ともすると見逃してしまいがちなおとなしい人が辞職する時にみせる前兆をまとめてご紹介します。
前兆①ミスが増えた
実は会社をやめようと考えており、仕事の隙間時間で転職活動をしていたり、既に次の仕事先が決まっており、いつ今の職場に辞めることを伝えようかと悩んでいる場合、結果としてミスが増えてしまうことがあります。
このパターンでは、既に本人の中では辞職の意思が固まっています。もう一つは、ミスを繰り返したことで叱られることが増え、そのことにストレスを感じて辞めたいと考えるようになるパターンです。
特に悲観的でおとなしい性格の方は、被害意識が強いことからミスを責められただけで嫌われていると勘違いし、挙げ句の果てには辞めようと考え至る傾向にあります。このタイプの方はいずれの職についてもあまり長続きしません。
前兆②急な休みや早退が増えた
急に早退や休みなどを申請するのは、会社を辞める前兆として最も多く見られるものです。近々会社を辞めようと考えている人は、早退や休みの時間を使って転職活動に充てている場合が多く、中でも仕事ができる人がこの申し出をした場合、自分で事業を起こそうと企てていることがあります。
前兆③コミュニケーションをとらなくなった
退職を考えている人は、社内でコミュニケーションをとらなくなる傾向にあります。いずれ辞める職場で、これ以上周囲の人間とのつながりを深めたくないと考えているためです。
コミュニケーションの減少のサインとしては、私的な会話以外にも、ランチや飲みの場に参加しなくなったり、ミーティングで発言の回数が減ったりと、様々な場面で兆候が見られるでしょう。
前兆④デスクの私物が減っている
これから仕事を辞めようと考えている人は、次の職場へ移るための下準備として身辺整理を始める傾向にあります。特に真面目でおとなしい性格の方は、全てを計画通りに進めようと考え、少しずつ身の回りの片付けをするものです。
本人の中ではいつ会社を辞めるか、またそれを完遂するためにいつから準備をすると間に合うか、というところまで計算済みなのです。このタイプの方は決意が固いため、周囲が引き止めようとしても既に手遅れという場合がほとんどです。