一度目はシーズン1の第4話。千葉・新浦安の結婚式場を訪れた五郎は、新しく企画しているというブライダルフェアの手伝いをすることに。そこで式の打ち合わせをしている新婚カップルを目の当たりにした五郎は、しばし小雪を思い出すことになる。
五郎の頭に浮かんだのは、ウェディングドレス姿の小雪。
「五郎さん、どう?」とほほえみかける小雪の姿を思い出した五郎は打ち合わせを終え、「あのときのことを思い出してしまうとは」とひとりごちる。
「あれは、俺がパリに住んでいたころのことだ……」
パリ在住の小雪は「日本に帰りたくない」という。
「五郎さんのお嫁さんになっちゃおうかな」
思わず目線をそらし、「そんなことできるわけないだろう」という五郎に、小雪は迫る。
「私はできるよ。五郎さんはどうなの?」
「それは……その……それよりなんか、甘いもんでも食べに行かないか」
ごかました五郎に、小雪は「五郎さん、勇敢じゃないもんね」と告げるのだった。
そんな小雪とのひとときを思い出した五郎は、腹が減るのだった。