3つ目の漢字は「抜錨」です!
「抜錨」の読み方をご存じですか?
「錨」は「猫」という字に似ていますが、猫とは関係がありません。
それでは、何と読むのでしょうか?
「抜錨」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「ば○○○○」の5文字
- どちらの字も音読みです
- 「錨」は訓読みで「いかり」と読みます
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「抜錨」の読み方、正解は・・・
正解は
「ばつびょう」
です!
「錨」はヒントでも出した通り「いかり」と読む漢字で、船を止めておくために水底に沈めるものです。その「いかり」を抜くということから「船が出航する」ことをあらわす熟語です。
対義語は「投錨(とうびょう)」で、船が止まるために錨をおろすという意味になります。
この「いかり」をあらわす文字、江戸時代までは「碇」という文字を使っていました。
明治時代からは「碇」ではなく「錨」が使われるようになった理由にはいくつか説がありますが、日本船で使っていた「いかり」が廃れ、西洋船で使っている「いかり」が多く使われるようになったことが背景にあったようです。
「抜錨」という言葉も明治時代に入ってから多く使われるようになりました。
錨を抜くだけではなく、出航するという前向きな意味を感じる「抜錨」の読み方、この機会に是非覚えてくださいね。
4つ目の漢字は「掏る」です!
「掏る」って何て読むかわかりますか?
気づかずにこれをされ「しまった!」「やられた!」と思うことがあるかもしれません。
外国に行った場合は特に注意しましょう。
さて、何と読むのでしょうか?
「掏る」の読み方のヒントは?
意味は「他人の持ち物や身に着けているものを素早く盗むこと」です。
ポケットに財布をいれていたら無くなっていた、なんて経験したことありますか?
リュックサックなど後ろにファスナーがついているバッグは気づかないうちにこれをされているかもしれません。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「掏る」の読み方、正解は……
正解は……
「する」
です。
電車で「掏られた」ことがあるという人も中にはいるのではないでしょうか?
スリは、被害にあっても気づかない人もいるのがやっかいです。
単純に自分が失くしてしまったかもしれないと思う人もいます。
掏られていることにすら気づいていない人もいるようです。
スリの被害に遭わない工夫をしましょう!
海外旅行中はリュックサックで移動するときは、前に抱えてください。
財布にはチェーンをつけましょう。
バッグを離して置いたりしたら危険です。
気を引き締めて行動しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。