◆保護団体の連携で救われた命

豆きち
口から血と膿がダラダラ出ているのは当初「歯が原因ではないか」という診断でしたが…
 豆きちを繁殖業者から保護した地元の保護団体では、九州エリアの別の団体やボランティアチームに声をかけました。そこで引き受けることになったのが、福岡県のわんにゃんレスキュー・はぴねすです。

 地元の保護団体によれば、保護当時の豆きちはかなり状態が悪く、すぐに病院に搬送されたといいます。

 はぴねすの中村さんが長崎まで迎えに行く少し前まで豆きちは地元の動物病院に入院しており、当初は「口から血と膿が出ているのは、歯が原因ではないか」という診断でした。

 しかし、中村さんが福岡まで連れ帰り、改めて別の動物病院で検査してもらうとさらにひどい状況だったことがわかりました。