◆おしゃれとコンフォートの両方をとることができる時代に
さて、写真のビーチサンダルです。ずっと海のそばの街に住んでいるので、ビーチサンダルは夏の常備靴。ビーチサンダルで電車に乗っている人も多く見かけます。
子供のころは薄っぺらい、いわゆるゴム草履みたいなのでも大丈夫でしたが、今は一工夫あるソールのビーチサンダルでなければ、長時間は歩けない。歩けるかもしれないけれども、無理をしたくないし、次の日の腰痛が怖いです。
おしゃれをとるか、コンフォートをとるか、どちらか選ぶしかない時代もありました。けれども、今ではその両立が可能となりました。フィットフロップもロクサンダの24AWコレクションのシューズとしてビーチサンダルが採用されています。
若くたって、骨折したり、腰痛持ちになったりします。そのときは足と腰に悪影響を与えない靴をはいたほうがいい。年を取ったらなおのこと、そんな靴が必要です。歩きやすくて、かつおしゃれな靴が年間を通してあればこの上なし。
ちなみに私は「最も格好つけた靴」をはきたいときは、フィットフロップのバレエシューズを途中まではいていって、必要な現場で靴をはきかえています。腰痛と骨折防止のためにも、それぐらいはやらないとね。
これからもよりいっそう階段で転ばないように気を付けつつ、足腰が悪くならないような、そんな靴を常備していく予定です。
◆筆者私物
ビーチサンダル/アイクッション エルゴノミック フリップフロップス 6,050円 FITFLOP
<文/小林直子>
【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。