「そろそろマンションを買おうかな……」と思ったときに、まず考えるのは「新築と中古ではどっちがいいの?」ということではないでしょうか。
できればキレイな新築物件に住みたくても、条件がよければ当然価格も上がる……となると、新築オンリーでは検討できないのが現実でしょう。
そこで今回は、マンションを買うなら新築物件と中古物件のどちらがおすすめか。価格・条件・資産価値などから、マンションを選ぶときに見るべきポイントをお伝えします。
物件価格で選ぶ
マンション購入を検討しようと物件を見た際、新築にするか中古にするかで悩む最初の条件は、物件の価格ではないでしょうか。単純に同一エリア内で同じような条件の物件を比較すれば、中古のほうが安くなっているのは当然ですね。
新築・中古で分けずに物件の条件などをよく吟味し、価格にも納得できるのであれば、最終的に中古物件を選ぶという選択も十分アリといえます。
立地条件で選ぶ
マンションを選ぶ際、立地条件は必須の要素です。 駅チカが一番、 JRと地下鉄の両方にアクセスできるところがいいなど、利便性はとても重要なポイントですよね。
このほかにも、人によっては、日常的に利用する機会が多いスーパーやドラッグストアが近くにあることや、公園や路地の緑など自然を感じられるスポットの存在、帰宅路が明るく治安が良いことなども外せない条件となるかもしれません。
高階層を希望するなら眺望の良さもポイントとなるでしょう。できるだけ良い物件を選びたいと考えれば、立地条件だけでもキリがないほど出てくるかもしれませんね。
とはいえ、中古物件は新築物件と比べて、自由に選べる範囲が限られます。例えば、希望の立地条件を満たす場所にマンションが建っているとしても、そのマンションに売り出し中の中古物件があるとは限りません。立地条件を優先したいならば、新築物件のほうが選択肢は多そうです。
リフォームの必要性で選ぶ
一般的に、リフォームの必要がない新築物件と違い、中古物件は、入居時または数年後にリフォームの必要があるケースは少なくありません。
ただし、これを「中古物件はリフォームしないと入居できない」と捉えるのではなく、「自分好みにリノベーションする」と前向きに考えることもできます。
リフォームするには費用が必要となりますから、マンションの物件価格に加えてリフォーム費用についても検討し、総合的に判断する必要があるでしょう。結果的に新築物件よりも高くなることも考えられるため、慎重に検討したいですね。