宇多田ヒカルさんのデビューは日本中が衝撃を受けた瞬間でしたよね。14歳であの歌唱力、二世アーティストとしてではなく”宇多田ヒカル”としての存在感は大きすぎるほど。名曲揃いとなったアルバムでこれまでの軌跡を振り返ってみましょう。
宇多田ヒカルの天才的な作詞作曲!
本名:宇多田光(うただひかる)
生年月日:1983年1月19日
出身地:ニューヨーク
出身校:コロンビア大学中退
両親:宇多田照實・藤圭子
所属事務所:U3MUSIC
プロデューサーの父・宇多田照實さんと、「圭子の夢は夜開く」の大ヒット曲で知られる歌手・藤圭子さんの娘として華々しくデビューした宇多田ヒカルさん。
そのデビューは鮮烈で、母親譲りの歌声と天才的な作詞作曲、物おじしない堂々とした風格に日本中が度肝を抜かれたものです。
これまでに13枚のアルバムを発表していますが、どれもこれも名曲揃い!耳馴染みの良い曲調で、歌詞に込められた思いは聴く人を魅了してやみません。
それぞれの曲に込められたメッセージは、あなたに届いているでしょうか。それでは、これまでに発表されたアルバムを見ていきましょう。
最新アルバムは2018年6月に発売された20周年アニバーサリーアルバム「初恋」
宇多田ヒカルさんもデビューして早20年。2018年6月発売の「初恋」は、オリジナルアルバムとして7枚目になります。
若いから書ける曲、年齢を重ねたからこそ書ける曲がそれぞれあることでしょう。20周年を迎えた今だからこそ書ける曲が詰まった「初恋」、宇多田ヒカルさんはどんな思いで綴ったのでしょう。
レーベル移籍しての初のオリジナルアルバムということもあり、宇多田ヒカルさん本人の思い入れも強いようです。
デビュー曲が『First Love』、20周年のアルバムが『初恋』と、節目を感じさせるタイトルですよね。始まりは、それまでの自分の終わりでもあると語る宇多田ヒカルさん。常に前を向く姿勢が感じられます。
CM・ドラマタイアップ多数!全12曲収録
1.Play A Love Song
CM:サントリー 南アルプススパークリング 「SWITCH & SPARKLING」
2.あなた
CM:ソニー「ノイキャン・ワイヤレス」
映画:「DESTINY 鎌倉ものがたり」主題歌
3.初恋
ドラマ:「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」イメージソング
4.誓い
スクウェア・エニックス「キングダム ハーツIII」主題歌
5.Forevermore
ドラマ:「ごめん、愛してる」主題歌
6.Too Proud featuring Jevon
7.Good Night
映画:「ペンギン・ハイウェイ」主題歌
8.パクチーの唄
9.残り香
10.大空で抱きしめて
CM:サントリー食品インターナショナル「サントリー天然水」「水の山行ってきた 奥大山」編
11.夕凪
12.嫉妬されるべき人生
映画:「パラレルワールド・ラブストーリー」主題歌
20周年の節目のアルバムはどこかちがう?
20周年アニバーサリーアルバム「初恋」を聴いて一様に感じるのはバックコーラス。これまでの宇多田ヒカルさんの楽曲とはイメージがガラリと変わっています。
宇多田ヒカルさんのボーカルとの掛け合いも新鮮で、これまでもフィーチャリング曲で他のアーティストとの掛け合いはあったものの、それ以外でこれほどまでに宇多田ヒカルさん以外の声が聞こえてくるのは異例です。
宇多田ヒカルさんの歌詞は、デビューから変わらずストレートですよね。遠回しな比喩よりも、真っすぐに心に届く歌詞はそのまま心に刺さってきます。
だから、ふとした時に思い出す曲として愛されるのでしょうね。
”この曲を聴くと泣いちゃう”っていう曲、あなたにもありませんか?何度聴いても同じところで涙が出てしまって…でも、泣いた後ってすっきりしますよね。
感情のコントロールに『歌』は欠かせません。何事もため込むのは良くないですからね。
「点ではなく線」この言葉、とても良い表現だと思いませんか?その時その時の感情を言葉にするのは簡単ですが、線として考えられた言葉は、頭で理解するというよりも心に訴えかけてくる言葉です。
素敵な歌、心に響く歌に巡りあえることは奇跡。大事にしたいですよね。