ジメジメとした暑さで、心も体もなんだか本調子ではないと感じている人は多いのではないでしょうか。
梅雨時期や夏は食中毒の発生件数がピークを迎える時期でもあります。コロナ禍以降は、手洗いの徹底や食毒などこれまで以上に衛生管理は厳しくなってきました。しかし、そのあたりが手薄な店はまだまだ残っているようです……。
◆仕事帰りの一杯が生きがい! 友人おすすめの店はレトロな居酒屋
都内在住で会社員の古谷朱莉さん(仮名・29歳)は、仕事帰りに居酒屋での一杯が欠かせないお酒好き。「グルメサイトには出てこないような風情のある店が好きだったのです」と語る彼女のひと夏の失敗とは。
朱莉さんは、地元のバーで知り合った友人たちと飲み屋街にある居酒屋へ。いくつも店が立ち並ぶ中で、友人が連れて行ってくれた居酒屋は年中無休で24時間営業というお酒好きにはたまらない店。翌日が日曜日だったのもあり、終電後も友人たちと飲み続けました。
「一軒目の店で食事は食べていたので、その居酒屋ではつまみ程度にするつもりでした。お店ができてから70年以上という歴史ある居酒屋で、よく言えばレトロ風な昭和居酒屋。椅子やテーブルなど全体的に古めかしい雰囲気でしたが、それがかっこよく見えたのです……」
終電後にも関わらず、店内は20代から30代のお客さんで満員だったといいます。
「忙しいのか、ちょっと汚れた皿で料理が出てくることもありました。でも終電後も安く飲めるし、追い出されるような店ではないのでずっと飲み続けましたね。友人が、『この店のレバーは美味しいから食べてみて』って言うのです。口コミサイトでもレアな牛レバーの評判が良さそうだったので食べてみました。臭みもなくて美味しくて、レア気味だったけれど気にならなかったのです」