ガソリンスタンドとサービスエリア
ガソリンスタンドでは、給油をはじめ、上記で紹介したヴィニエットの登録や、国境近くであれば隣国の有料道路の登録などもすることができます。
ガソリンの入れ方は、日本のセルフのスタンドと変わりませんが、支払いは、給油後に隣接する店内で支払いを済ませます。店舗などにもよりますが、多くの店舗で、給油ノズル近くには使い捨ての手袋があり、手を汚さずに利用することができるのもポイントです!
また、スタンドの大きさにもよりますが、売店やカフェ、レストランが併設されていることがあり、休憩するにも最適です。また、子供用のオモチャや塗り絵なども販売されていていますよ。
トイレは基本有料で、現金の場合が多いですが、店舗によっては売店でクレジット払いすることもできますよ。
営業時間などは各店舗異なり、空港近くやサービスエリアでは、24時間営業のお店もありますが、街中であれば日曜日がお休みの場合も多いのでご注意ください。また、給油などは24時間できても、売店自体は夜閉まっているお店もあります。
国境越えについて
今回筆者は、オーストリアからハンガリー、スロベニアからオーストリア、ドイツからオーストリア間の国境越えをしましたが、同じシェンゲン協定加盟国内であれば特別な手続きが必要なく、移動することができました。
ただし、上記でも紹介したヴィニエットのように、隣国であっても各国有料道路の支払い方法が異なります。陸続きで気が付いていたら国境を越えて有料道路を走っていた?なんてトラブルがないように、事前にある程度ルートを確認しておくと安心かもしれません。
ちなみに、隣国ハンガリーやスロベニアでは、オーストリアと同様にヴィニエットがあり、有料道路を通行する前に登録が必要となります。ハンガリーやスロベニアでは車のフロントガラスに貼るステッカーはなく、WEBで車両番号を登録して、料金を支払えば、利用可能です。国境付近のガソリンスタンドであれば、どちらも簡単にWEBで登録していただくことができますよ◎
また、ドイツに関しては、有料道路はなくフリーウェイなので、特に手続きが必要なく入国することができます。
ちなみに、特に手続きが必要ないと話しましたが、オーストリアのザルツブルグからドイツのミュンヘンに向かう途中、国境では、警察官らしき人たちが10名ほど立っていました。万が一とめられてもいいように、パスポートや国際免許はもちろん、ジュネーブ条約に加盟していないドイツであれば、日本の免許証の英語表記を事前にすぐ提示できるように用意しておいた方がいいかもしれません。