ウィーン国際空港から中心部まで電車など利用すれば30分程度で移動できますが、レンタカーであれば、市内だけではなく、郊外の観光地や隣国にも好きなようにアクセスすることができます。今回、空港からレンタカーを借りる際のポイントや注意点、国境越えやサービスエリアについてご紹介します。

レンタカーセンターの位置情報!

公式サイトの空港案内マップより抜粋
公式サイトの空港案内マップより抜粋

空港のレンタカーセンターは、とても分かりやすく、到着ロビーを出ると車に鍵マークの案内板があり、矢印に沿って進んでいくだけでたどり着くことができます。

ちなみに上記写真は移動途中のものですが、写真のように車の上に鍵が書かれたマークがあり簡単にアクセスできます。

レンタカーセンターまでは、少々歩くことになるので荷物の多い方やお子さん連れは移動が少し大変かもしれません。荷物の多い方は、カート(利用には1ユーロ硬貨が必要)の利用をおすすめします。また、小さなお子さん連れは、ベビーカーなどあるといいと思います。

どんなレンタカー会社があるの?

実際筆者が訪れた際は、15社(Alamo・Avis・Buchbinder・Budget・Dryyve・Enterprise・Europcar・Hertz・Megadrive・National・Payless・Sicily by Car・Sixt・Thrifty・Wheego)あり一部の会社は共同のカウンターを設けていました。ちなみに筆者が利用したAvisは、Budgetと同じカウンターでした。

どこで予約できるの?

各レンタカー会社のホームページまたは、レンタカーの比較サイトから予約することができます。ちなみに今回筆者はBooking.comのレンタカーサイトからAvisを予約しました。日本語で予約も可能です。当日空きがあれば車を借りることもできると思いますが、トラブルなどさけるため、事前に予約することをおすすめします。

どんな車が借りられる?

EV車が進むヨーロッパですが、今回筆者が利用したAvisでは、2024年6月現在、EV車はもちろん、ガソリン車やディーゼル車もあり、マニュアルはもちろん、オートマも扱っていましたよ◎

借りる際、車体以外にかかる費用は?

各レンタカー会社や借りる方にもよりますが、車体以外にかかる費用は、保険やチャイルドシート、国境越えの費用などは別でかかることがあります。

ちなみに筆者が利用した際は、チャイルドシートを17日間の利用で70ユーロ(12,064円、2024年6月現在)でした。基本、1日14ユーロ(2,412円、2024年6月現在)のレンタル料金ですが、車両を5日間以上利用の場合は最大5日間の料金のみで借りることができるそうです。

また、オーストリアの他、今回筆者が観光したハンガリー・クロアチア・スロベニア・ドイツへの国境越え費用は、84ユーロ(14,477円、2024年6月現在)でした。こちらも、1日あたり12ユーロ(2,068円、2024年6月現在)ですが、車両レンタル1回当たりの最大料金が84ユーロとなっていました。