◆性教育はしているけれど…悩む男児ママたち

男児である息子を育てている筆者としては、昨今の風潮も影響して早期から性教育には注力しています。息子、娘と3人でお風呂に入りながら男女で体が違うことを伝え、園や学校で女の子が嫌がることをしていないかとそれとなく聞くことも。園ではまだまだ着替えやトイレが男女でオープンになっていますが、「女の子の体をじろじろ見てはダメだよ」と日頃から口酸っぱく伝えているつもりです。

授乳室
筆者は男児ママの知り合いともよくこうした性教育のことを話していますが、総じて「息子を性犯罪者にしたくない」という意見に落ち着きます。

今回の件も話を聞くと、

「女子トイレに連れて行けば他の女性から『男児を連れてくるなよ』という目で見られていそうで怖いし、男子トイレに1人で行かせるのも変質者がいそうで怖い」、

「家庭内で性教育を頑張っても小学校のやんちゃな男の子から下ネタの影響を受けてくる」

という意見が。

また「家庭内の性教育は母親以上に父親が大事だと思う。一番身近な大人の男性が一緒に銭湯やトイレに行くことで性差や異性への配慮を意識できる」とも言っていました。