「ベキ(役所広司)の生存説」「ラストの野崎(阿部寛)の意味深な笑み」「薫(二階堂ふみ)の正体」など未回収の伏線が多くあり、最終回の放送直後から続編を希望する声がネット上にあふれたが、どうやら実現に向けて制作チームが動き出したようだ。
発売中の「女性セブン」(小学館)が「堺雅人 名作『VIVANT』シリーズ化へ」などと題して報じており、記事によるとすでに複数のキャストに続編制作の連絡があり、2026年の放送に向けて来年夏にクランクインする予定だという。単なる続編ではなく、現段階では「3部作の構想がある」とされ、シリーズ化が計画されているようだ。
TBSは海外向けコンテンツを中心に手がける制作会社「THE SEVEN」に出資しており、300億円規模の制作費を用意した上に、昨年12月に緑山スタジオ内に総工費約20億円をかけた最新鋭のスタジオを完成させた。「THE SEVEN」制作の目玉コンテンツとして『VIVANT』の続編シリーズが作られるようだという。
これに対して、ネット上では「VIVANT続編、本当ならめちゃくちゃ嬉しい!」「あのクオリティで三部作とか楽しみすぎる」「公式発表前だけど、これは期待してしまうよね」などと歓喜の声が相次いでいる。
文句なしの大ヒットドラマなのだから視聴者に続編が歓迎されるのは当然といえそうだが、業界内では意外にも「VIVANTは大赤字だった」「続編をやって大丈夫なのか」といった指摘がある。