昨年大ヒットで黒字回復の松竹、『九十歳。何がめでたい』

 そのほか、今回のランキングでは6月21日公開の新作映画が5作トップ10入り。

 草笛光子主演の『九十歳。何がめでたい』(2位)、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスがダブル主演を務める『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(3位)、吉田鋼太郎が主演する『映画 おいハンサム!!』(5位)、ダコタ・ファニング主演の『ザ・ウォッチャーズ』(8位)、杉咲花主演の『朽ちないサクラ』(10位)と、いずれも実写作品。

 作家・佐藤愛子氏の同題エッセイ(小学館)を実写化した『九十歳。何がめでたい』は、鬱々とした日々を過ごしていた愛子(草笛)が編集者・吉川真也(唐沢寿明)からの依頼で執筆したエッセイが大反響を呼び、90歳にして人生が変化していく……という内容。

 全国354スクリーンで上映を開始し、初日から3日間の興収は1億4800万円。ネットユーザーの間では、「草笛さんの演技に魅了され、楽しく見れた」「客席から笑いが起きるほど面白かった」「元気をもらえた」などと評価されている。