『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』、ジブリ『崖の上のポニョ』超えなるか
6月24日発表の全国週末興行成績ランキングでV2を飾った『ディア・ファミリー』は、ノンフィクション作家・清武英利氏の『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』(文春文庫)を実写化。主人公・坪井宣政(大泉)が次女・佳美(福本莉子)のために人工心臓を作ろうと奔走する物語で、累計興収は6億3900万円を記録している。
一方、公開11週目の週末を迎えた『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は4位にランクイン。漫画家・青山剛昌氏が「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の『名探偵コナン』のアニメ劇場版シリーズ最新作で、シリーズ歴代トップの興収を叩き出している。国内で今年上映された映画の中でも現時点で最高のヒットを記録中だ。
さらに、国内で上映された歴代映画の興収ランキングでも、新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』(2022年11月公開)の最終興収149.4億円を上回って15位に浮上。次は、現在14位のスタジオジブリ作品『崖の上のポニョ』(08年7月公開)の最終興収155億円超えが目標となる。