◆中イキするときもあるよ!おまえ以外でな!

「中イキするときもあるよ!おまえ以外でな!」とか「毛はわざと残してんだよ!脱毛行ってるって言ったことあるよね?おまえほんと話聞かねぇな!」とか、言いたいことはたくさんありましたが、あまりの衝撃に思わず絶句。内容もかなりヤバいですが、タイミングがその上をいくヤバさ。恋人の笑顔を見て殺意を抱いたのは初めてです。結局、その1カ月後に別れることになりました。

デリカシーのない人は老若男女問わず存在しますが、どちらかというと年配の方に多いというか、時代の変化によって自然とそうなってしまった方がたくさんいらっしゃると思います。ですが、彼は私と同い年の平成生まれ。彼の友人に会わせてもらったときも、彼は「それ今言う?」みたいなことを平気で言っていたので、男尊女卑でもなく真のノンデリ男です。

◆今思えば、私は傷ついていた

別れて数年経ちますが、今でも彼に対してどう接すればよかったのかと考えることがあります。「関係を良くしたい」「更生してほしい」などと思っているのではなく、彼のような男を上手に傷つける方法を探してしまうのです。あの頃、私は傷ついていたのだと思います。「ここまで言われても結婚を考えられないなんておかしいのかな」「妊娠できなかったらガッカリされるんだろうな」「中イキできない私は女として劣っているの?」と。