◆彼氏の親友との同居生活…だんだんと楽しくなってきた
「『あれが本心でしょ?もういいよ。幸せになってね』の一点張りで話にならなくて…彼もFさんも、まさか私が記憶を無くしているとは思っていないし…」
仕方がないので、時間をかけて解決しようと思いFさんを連れて帰る美帆子さん。
「いくら記憶が無いと言っても、私のせいでFさんが親友だった彼と不仲になってしまったので、とりあえず連れてきたのですが…」
するとFさんは「ひょんな事からこんな感じになってしまったけど、いちから美帆子ちゃんと信頼関係を築いていきたいと思っているから」とソファーで寝起きして、掃除や料理を手伝いながら少しずつ美帆子さんとコミュニケーションをとっていきました。
「最初は警戒していたのですが、だんだんFさんとの暮らしが楽しくなってきてしまって…彼の事を全く思い出さない日が増えていきましたね」