◆「港区臭が強すぎ」な印象

『ミッシング』
 その石原さとみは、自ら吉田恵輔監督の映画に出たいと直談判していたが、吉田監督から一度は断られていたらしい。

 その理由を吉田監督は「すいません苦手です(笑)」「石原さんは華がすごい」「俺の映画はもっと地味、下町とか郊外とかそういうところが舞台の映画が多い」「石原さんはなんか港区臭が強すぎて(笑)」などと、完成披露試写会でぶっちゃけていたのだ(MOVIE WALKER PRESSよりコメント引用)。

 吉田監督が「港区臭」と言ったのは、港区という場所の華やかさはもちろん、おそらく「港区女子」のイメージも石原さとみに重ねていたのだろう。

 その言葉を失礼だと思う人ももちろんいるだろうが、ルックスはもちろん美しく、表向きはキラキラしている、パーティーで注目を集めるような役柄にこそ、石原さとみは合うという主張に同意できるという意見も、また多いだろう。