何気ない映えスポットから町のシンボル、自然に抱かれた絶景から、世界遺産にテーマパーク。多種多様な観光地に恵まれている長崎。平和の尊さや大切さを感じながら、心ときめくスポットへ出かけて奇跡の一枚を狙いましょう。
【1】ガラスの砂浜
長崎空港連絡橋である箕島大橋沿い、森園公園隣にあるガラスの砂浜。長崎県が大村湾の水質改善のため、廃ガラス再生砂を用いて造成した海岸で、色とりどりのガラスで砂浜が作られています。陽に照らされてキラキラと輝きインスタ映えスポットとして人気です。
【2】平和公園
世界恒久平和への願いと悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いを込めてつくられた公園です。平和への願いを象徴する平和祈念像がシンボルとなっています。「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」と、作者の言葉が台座の裏に刻まれています。写真と共に、その想いを心に刻みたい場所です。
【3】浦上天主堂
信徒数約8,000人と、日本で信徒が最も多い小教区です。大正時代に完成した天主堂は東洋一の天主堂でしたが原爆によって倒壊しました。再建された天主堂はコンクリート製で旧天主堂と同じく2つの塔をもつ天主堂として完成。1980年(昭和55年)に赤レンガ造りの外装や、ステンドグラス製の窓に改装されました。映画『八月の狂詩曲(ラプソディー)』のロケ地にもなっています。
【4】出島和蘭商館跡(でじまおらんだしょうかんあと)
出島は国指定史跡にも選ばれています。鎖国していた日本で約200年間、日本でただ一箇所、西洋に開かれていた貿易の窓口でした。鎖国の終了と共に出島もその役割を終えましたが、現在は19世紀初頭の出島の完全復元を目指し進化し続けています。
復元された建物内では、当時の様子が再現され、生活様式や歴史などを知ることができます。シーボルトたちが活躍した時代の雰囲気がそこかしこに再現され、異国情緒漂う1枚が狙えます。
【5】長崎出島ワーフ
日蘭交流400周年を記念して2,000年にオープンした複合商業施設「長崎出島ワーフ」。長崎港ベイエリアという場所柄、海や夜景を見ながらリゾート気分を味わえるおしゃれなスポットです。2階建ての建物には、バラエティに富んだレストランやバー、カフェなど個性的でおしゃれなお店が並びます。
夜には港や停泊する帆船がライトアップされるので、潮風を感じながらの食事はもちろん、時間と共に変化する景色をゆっくり楽しむことができます。