【6】稲佐山

「世界新三大夜景」や「日本新三大夜景」にも名を連ねる長崎の有名な夜景スポットですが、昼間には長崎市街をはじめ、雲仙や天草、五島列島なども一望できる絶景スポットです。車やロープウェイで容易に行けるので人気です。

【7】眼鏡橋

川面に映る橋の影が双円を描きメガネに見えることから名前がついたと言われる眼鏡橋は、国の重要文化財に指定されています。水位が低い時は、階段を使って川縁に降り水際を散策できるようになっています。東京の日本橋、山口の錦帯橋と並び日本三名橋に数えられます。護岸にあるハートストーンは恋愛成就のパワースポットとして人気です。

【8】グラバー園

長崎屈指の人気観光スポットグラバー園。南山手の丘に市内に点在していた洋館を移築し復元しています。園内各所が花々で彩られ、異国情緒あふれ、どこを切り取っても絵になる空間ばかりです。

【9】大浦天主堂

幕末の長崎を語る時避けて通れないのが、度重なる弾圧と殉教の悲劇。「かつてこの町で起こった悲しみと歓びの象徴」と言われているのが、入口にある一体の聖母像。

日本のキリシタン達が発見され、「信徒発見」の大ニュースが全世界に伝えられた後、フランスから記念に贈られてきた聖母像です。慈愛に満ちたその姿は、今もなお変わらぬ優しさに満ちています。

【10】オランダ坂

外国人が通る坂道はすべてオランダ坂と呼ばれていた当時の名残で、長崎にはいくつかのオランダ坂があります。居留地を造成する際、教会へ通じる1本は完全に舗装し、山手のあらゆる坂道は同様に割り石を敷くことを要求したそうです。それは、馬車や人力車など車輪を持つ交通機関の通行に適した祖国のような道路=石畳だったのです。敷石一つにも感じられる異国情緒と歴史の重みですね。

【11】長崎孔子廟(ながさきこうしびょう)

一歩足を踏み入れると「ここは中国?」と、見まがうような空間が広がる長崎孔子廟。1893年(明治26年)に、清国政府と在日華僑が協力して建立したもので、儒教の祖である孔子の霊が祀られています。廟内には孔子の高弟72賢人の石像がずらりと並ぶ姿は圧巻です。

【12】長崎新地中華街  

横浜、神戸、長崎と日本三大中華街の一つとなります。横浜、神戸に比べて規模は小さめですが、歴史は最も古く、江戸時代に中国からの貿易品の倉庫を建てるために、海を埋め立てて作られたのが始まりです。東西南北、四方に建つ中華門は、風水に基づき建てられており、極彩色で重厚な門は中華街の顔となっています。