ご飯を多めに炊いて保温にしておくと、次の食事ですぐにご飯が食べられてラクですよね。しかし、保温機能を長時間使うと思った以上に電気代がかかります。そこで今回は、炊飯器の電気代がどれくらいかかるのか、どんな方法が電気代の節約になるのかをまとめました。
炊飯器の保温は4時間までが目安
一般的に炊飯器の保温は4時間までが目安と言われています。夜に炊いたご飯を保温し、朝も食べる人がいますが、8時間以上保温するならば2回に分けて炊いたほうがお得です。長時間の保温はご飯の風味が落ちてしまうのも気になります。
電気代を安く済ませ、炊き立てのご飯を食べたいのであれば、タイマー予約をうまく利用しましょう。
保温よりも電子レンジで温め直すほうが安い
経済産業省の統計によると、炊飯器でご飯(3合)を炊き、残りのご飯(1.5合)を4時間保温したときにかかる電気代は約6円。同様に炊飯して電子レンジで温め直した場合は約5.2円です。
*消費電力は製品によって異なります。
4時間以上保温するならば、電子レンジで温め直したほうが電気代はかからないことが分かりますよね。
意外と電気代がかかる「早炊きコース」
時間がないときに使える「早炊きコース」は、通常の炊飯の半分の時間でご飯が炊けるのでとても便利ですよね。しかし、炊飯時間が短くなる一方で、消費電力量が大きいため、電気代は通常の炊飯よりも1円ほど高くなってしまいます。
やむを得ない場合を除いては、できるだけ通常の炊飯を使用したほうが電気代はかかりません。
炊飯器の電気代は工夫しだいで節約できる!
炊飯器の1日の電気代はわずかでも、ほぼ毎日使うので、年単位で計算するとかなりの電気代がかかっています。
- 保温は短く
- タイマー機能を上手に使う
- 炊飯器を使っていないときはプラグを抜いておく
など、工夫しだいで電気代の節約は可能です。節約だけでなく省エネの観点からも、炊飯器の使い方を見直してみてくださいね。
文・藤野こと(整理収納アドバイザー・クリンネスト2級・ライター)
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