アスカが真顔になっている間、ハルトのほうには新たな恋の萌芽が見られます。高校時代に痴漢に遭っていたところを助けたことのある看護師さん(夏子)と院外でも会うようになったハルト。ある日、ひとり暮らしを始めたボロアパートのボロい渦巻コンロが故障したのをいいことに、看護師さんを呼びつけてIHヒーターを拝借することに成功。さらに自宅に上がらせて何か緑色の自作ペーストを食べさせたりと、不穏な行動を始めました。

 やはりペーストには何かが入っていたようで、看護師さんは高校時代に痴漢に遭ったことで抱えたトラウマがフラッシュバック。後日、思わずハルトに告白してしまいます。

 スカイツリーが見える川沿いの舗道で勝手に告白し、勝手に泣き崩れる看護師さん。ハルトはいちおう顔見知りなので寄り添うしかありませんが、そんな姿を橋の上から偶然見かけたアスカの未練が爆発し、号泣。たまたま一緒にいたカズキがバックハグするという、後半は怒涛の展開となるのでした。