2014・15年に杏と上川隆也のコンビで制作されたドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)。キャストを今田美桜と山本耕史に一新して始まった後継シリーズも第8話と佳境に入ってきました。

 今田美緒の花咲、いいと思うんですよね。基本的に明るく楽しい女の子なので、お言葉を返すときのギャップが映える。キッとなる今田美桜の顔面が、そのまま水戸黄門の印籠として作用している感じ。

 作り手側もこの“印籠感”を活用していて、ときに穏やかにお言葉を返したり、バディの相馬(山本)に遮られてお言葉を返しそびれたり、1話中に二度三度とお言葉を返したりと、さまざまなバリエーションで楽しませてくれています。

 では第8話、振り返りましょう。