恋愛依存症の人の心理とは?
恋愛依存症の人も、付き合い始めた当初は、純粋に恋人を愛していただけのはずです。なぜ他のことが目に入らなくなってしまうほど恋愛や恋人に依存してしまうのか、恋愛依存症の人の心理を覗いてみましょう。
愛されていると感じたい
自分が好きな相手、大切に思う相手から「愛されていること」を実感したいというのは、恋愛中の人なら誰もが抱く自然な感情です。
相手からの好意を素直に受け入れられれば問題ありませんが、いちいち疑い、勝手に不安になるのが、恋愛依存症。恋愛依存症の人は、愛されたい気持ちが強いあまり、不安やネガティブな感情に支配されてしまうのでしょう。
浮気しているのかも…と相手を信じられない
恋愛依存症の人は、恋人がデートをドタキャンしたり、知らない人とLINEのやりとりをしていたりするだけで、「浮気をしているのかも」と不安になります。
最初は些細なことがきっかけだったかもしれません。一度でも「浮気かも?」と疑念を抱くことがあれば、その不安から相手を信じることができなくなり、ますます不安が大きくなってしまいます。
恋愛依存症になる原因は?
恋愛依存症になる人は、付き合う相手が変わっても変わりません。恋愛依存症の原因は相手ではなく、自分の中にあるからです。恋愛依存症の原因として考えられることをお伝えしますので、自分自身と向き合ってみてくださいね。
幼少期の親との関係
恋愛依存症になる人は、幼少期に両親から愛情を注がれず育ったため、他者に愛情を求めると言われています。
他にも、両親が不仲だった、母親が過干渉だった、親のルールを押しつけられて育った、弟妹の世話をさせられたなど、様々な要素が恋愛依存症の原因になり得ます。愛情不足に限らず、親との関係性が不健全だった場合に恋愛依存症になる可能性も。
過去に裏切られたなどの辛い経験がある
過去の恋愛で、浮気など相手に裏切られた経験がトラウマになり、恋愛依存症になることもあります。一般的には浮気をした方が悪いと考えますが、恋愛依存症になりやすい人は、自分に落ち度があったから浮気されたのだと考えます。
次は失敗したくない、次は恋人を離したくないという思いが強く、相手の心をつなぎとめるためにお金や時間を犠牲にしてしまうのです。
自分に自信がない
自信のなさが、恋愛依存症の原因になることもあります。自信のない人は、自分が決めてもうまくいかない、誰も自分に期待していないと思い込み、あらゆる決断を他者に委ねます。
自信のない人が恋愛をすると、恋人に何もかも決めてもらうようになります。それを繰り返すうち、恋人がいないと何もできない恋愛依存症になってしまうのです。