◆アマチュアながら4位!どくさいスイッチ企画

――唯一のアマチュアながら4位に食い込んだどくさいスイッチ企画さんについてはどう思いましたか?

<正直、これは最終決戦進出あるぞと思っていました。めちゃくちゃ面白かったです。あのネタは、内容の面白さもさることながら、演技的に取り回しがしやすい構造になっています。時間がブツ切りなので、流れに沿って感情の機微や変化を表現する必要がないんです。

もちろん時間がワープするので、その都度テンションを変えるなどのテクニックは必要になってきますが。あの台本、ピン芸人なら誰もがやってみたいネタじゃないですかね。「めざましじゃんけん」のくだりなどでは、大喜利の強さも発揮されていました>

――しかし、審査員の点数は思っていたよりは伸びていなかった。

<これはもしかしたら、生で見るのとテレビでとの違いがあるのかな、と。テレビとなるとカメラワークや音声によってプロの芸人と変わらないクオリティに見えますが、生で審査員が見た時に、立ち振る舞いやちょっとした目線、声の質の違いで、少し見劣りしてしまったのかもしれないですね。もちろん、想像の域での話ですが>