◆「猫バンバン」を徹底することが大切

あるふぁくん
微笑ましい光景が見られるのは命が紡がれたからこそ
 また、すかんくさんは、もし猫がいると分かった時にはエンジンをかけずに救出してほしいとも訴えます。

「エンジンをかけた時にベルトの近くにいると巻き込まれてしまいますし、走行なんてもってのほかです。命を奪ってしまいますし、車は修理に出さなくてはならない。いいことなんて、ひとつもありません」

 エンジンルームに猫が潜り込む事例は冬だけでなく夏にも発生しているため、季節問わず「猫バンバン」を徹底することが大切。

 予期せぬ悲劇を起こさないよう、運転手ひとりひとりが気を付けていきたいものです。

<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291