「ピンになったんで、芸名つけたほうがいいんですかね」

 話題はピンとしての兼光の活動についてがメインだったが、向井はトークの中で「後輩から言わせていただきたいのは、みんなプラス・マイナスさんが大好きなんですよ。全芸人が。プラス・マイナスさんがスベってるとこ見たことない」とコンビへの思いが止まらず。「勝手ながら、プラス・マイナスさんの漫才を未来で見たいと思ってます」と、その熱い気持ちを伝えた。

 また、プラス・マイナスが昨年「上方漫才大賞」を受賞していることについても触れ、「上方漫才大賞というものを取ると、吉本(興行)『あなたたちはずっと漫才で食べていけます』というパスポートみたいな。大阪にあるNGKという吉本の総本山みたいな劇場で大トリを取れるような人にしか渡されない。みんなが欲しいものを取っていらっしゃる」と、その価値についてリスナーに再度説明した。

 向井の言う通り、関西の漫才師にとって「上方漫才大賞」の威光は絶大である。『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)王者より格上だと言ってもいいだろう。