外資系企業の銀行員として働く三村小夜子さん(仮名・40歳)は結婚して早4年。ご主人のNさんとは1年間のお付き合いを経てゴールインしました。

 彼女は籍を入れる際このまま結婚するか、独身を貫くかで迷ったそう。Nさんのプロポーズをすぐ受け入れられない理由があったのだろうか……と思い筆者が尋ねると、小夜子さんはこう返答します。

「実はプロポーズしたのは彼じゃなくて私の方なんです」

 話を聞くと2人の間には様々な事情が絡んでいました。結婚は必ずしも男性から申し込むものではありませんが、小夜子さんは踏み切るに相当な勇気を要したと語るのです。