粘り強さを自分のアピールポイントとして挙げる人が多いものですが、相手にとって粘り強いと性格とはどんなことを意味しているのでしょうか?!粘り強い性格の人にもやはり短所と長所をがあるものです。粘り強さを自己PRする時のポイントについてこの記事ではお伝えします。
あなたの「粘り強さ」ちゃんと伝わっていますか?
就職活動の時の自己PRに「粘り強い性格」というのを挙げる人が本当にたくさんいます。
就職活動の時には、企業の採用担当者の中ではNGワードとされている自己PRの言葉があるそうですが、「粘り強い」というのは幸いなことに、採用担当者からみたNGワードには入っていないとのこと。
しかし、企業の採用担当者というのは、人を見るプロ中のプロフェッショナルです。
実は「粘り強い」と書かれたその裏にある意味を、面接の中ではしっかりと見ているものです。
「粘り強い」というのは、これから仕事をしていく上で欠かすことができない長所になる性格かと思いきや、粘り強いだけでは企業としては困ってしまう点もあるのが本当のところです。
この記事では粘り強い性格の人の長所と短所などの特徴を見た後で、自己PRに「粘り強い」と書くときに採用担当者が読み取る意味で注意するべき点についてお伝えします。
粘り強いのはものすごい武器!!でも短所も!!
「粘り強い性格」と聞くと、とても根性があって、どんな仕事でも頑張ってこなしてくれそうな人、という意味で捉えますよね。
粘り強い人、と聞いた時に長所は思いついても、短所になる意味はあまり思い浮かばないものです。
もちろんとてもいい特徴を持っているのが、粘り強い人の特徴ですが、一方では採用する企業にとっては、その粘り強さが仇になってしまう短所も持っているものなのです。
ちょっと意外に思う人もいるかもしれませんが、粘り強い性格を自己PRにするのならば、しっかりと短所も理解した上で対策を練る必要がありますよね。
粘り強い人の長所と短所にはいったいどんなものがあるのか、ここからみていきたいと思います。
【粘り強い人の長所①】集中力が高い
粘り強い人の長所となる特徴の1つ目は、集中力が高い、ということです。
何か1つのことに粘り強くやり遂げるまでやり続ける力を持っている、ということは、高い集中力を持っているということになります。
誰よりも困難なことを成し遂げられる粘り強い人の粘り強さの源というのは、高い集中力を保てるところにあるといっても良いでしょう。
1つ1つの作業を、途中で投げ出したり、気が散って手を留めてしまったりすること無く、きちんと終わらせてから次の作業へ移ることができる集中力の高さというのは、仕事をする上でとても貴重な能力になるといっても良いでしょう。
仕事をする上で、周りの人や上司から高い信頼を勝ち取ることができる性格を持っていることは大きなアピールポイントになります。
【粘り強い人の長所②】やる気がある
粘り強い人の長所となる特徴の2つ目は、やる気がある人が多い、ということです。
粘り強く、途中で諦めることなく何かをやり遂げた経験を持っている、ということは、何を始める時にも高いやる気を持って取り組むことができる性格だ、ということを表しています。
しかも、普通の人なら「もうここまででいいだろう」と途中で疲れて投げ出してしまうようなことでも、根性でカバーしてやり遂げられる力を持っているということです。
しかもその性格というのは、追い詰められた状況に陥った時ほど発揮されるものなのです。
仕事がピンチの時に他の人が諦めてしまうような状況でも、自分の限界を超えても頑張ろうとするやる気に満ち溢れた粘り強い人というのは、とても頼りにできる人になるでしょう。