◆コーディネートを工夫する感覚
――グループのビジュアルコーディネートを務めるなかで、心がけていることや工夫を教えてください。
Mikako:メンバーたちの気持ちを一番大切にしています。今の自分はこの服を着る気分ではないなど、彼女たちが少しでも気乗りしないときはすぐに別のコーデに切り替えます。
――かなりラリーを繰り返さなくてはいけないんですか?
Mikako:一人一人と向き合いながら何回もやり取りを繰り返します。
――何度も繰り返すうち、この人はこうだな、ああだなと、だんだんツボにハマっていく感覚はありますか?
Mikako:自然とわかってくるようになりました。アーティストという存在は面白いものです。そのときどきの状況に合わせ、いい意味で気持ちは変わっていきます。この前はこうだったけれど、なるほど今は逆にこっちなんだ。という具合にシフトチェンジする感覚が楽しいですね。
――自分のコーデをするときはどんな工夫が?
Mikako:自分のパターンとして決まっているものがありつつ、気分でアクセントはつけています。ただし、流行っているものを着るのではなく、あくまで自分の中の流行りで動いています。例えばピンクが流行っていたとしても、自分のテンションが黄色なら、その気持ちを大切にしたいです。
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